シロさんの逝ったその日に書いた日記。
せっかくなので、 こちらに持ってきました。
感情の赴くままに書いている割りに、意外と冷静だな。
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10月31日午前4時20分頃に我が家の猫のシロさんが息を引き取りました。
18年生きた猫なので、大往生と言うべきか。
肺ガンも患っていたのに、それほど苦しまずに済んだように思われる。
今、私の隣に箱に入ったシロさんが眠っております。その内起きてきそうな顔。可愛い…(−▽−
昼には火葬してあげる。
シロさん日記。
10月29日の夕方は普通に歩き回っていた。
29日の夜9時か10時頃、よろつきながらも自分でトイレを済ます。
その2時間後くらいか、寝ていたシロが起き上がろうとして、よろけて倒れた。
驚いて助け起こすが、自力で立つことは不可能な状態だと気付く。
「とうとう来たか…」と最期を予感。
そのまま、私の部屋に連れて行き、いつもベット代わりにして寝ている私の枕に寝かす。
30日の午前2時。痙攣のような動作が始まる。
さすってやりながら、見守る。
午前4時頃、痙攣(でいいのか?)が酷くなる。のたうつような動き。
かなり苦しそう。
午前5時半頃、危篤状態(というのか老衰の状態?)に入る。
昼過ぎ、状態変わらず。 仕事があるので、母と兄嫁にあとを頼み、仕事に行く。
お別れは十分にしたから良いかな、と割り切っていた。
午後4時。兄貴からのメールで「お前を待ってるみたい。帰って来れんの?」の文字を発見。
待ってる???
この言葉に狼狽える私。 職場の人に話すと快く早退を許してくれた。きっと長引くから、明日も休んでいいですよ、などと言われる。
なんて良い人達(T▽T)
速攻、帰る。
午後5時に帰り着く。
シロさん、死にかけてるとしか思えない状態。目を見開き、くちを開き、息が浅く早い。
ボロボロ泣きながら、シロの名前を呼び撫でてやる。
シロさん、反応するし、なぜかジタバタ暴れだす(藻掻いてるというか)
緊張が解けたのか、甘えが出たのか、かなり激しく藻掻くように動いていた。
本当に私を待ってたらしいT▽T
午後7時か8時か。シロさんが嬉しそうに喉をゴロゴロと鳴らす。
それから三十分後くらいか、意識が遠退いたり戻ってきたりを繰り返し出す。
午後10時頃。痙攣が始まる。
どうやら、痛いとかではなく、条件反射的に動く痙攣らしい。同じ間隔で同じ動作を繰り返していた。
歯を食いしばる動作が目立ち始める。かなりの力で噛みしめているらしく、口が血まみれ。
布を噛ませてあげて、なんとか衝撃を和らげようと知恵を絞る。
10月31日午前2時頃。 痙攣の間隔が狭まってくる。
午前3時。呼吸が苦しいのか、もがき始める。
ジタバタ藻掻きまくる。
丸2日寝てない私、眠気と戦いながら、猫の体をさすりながら見守る。
午前4時頃。痙攣が収まり、ケホケホと咳のようなものをする。
半ば眠りながら、見守る。
ふと気が付くと、シロさんが静かになっていた(>○<)
慌てて、呼吸の有無、心臓の音を確かめる。体を抱き起こし、反応を見る。
全て、反応無し。
午前4時20分頃。死を確認。
咳を始めた時点で抱いてあげてれば良かったと後悔(ーー;
抱いて死なせてあげたいというのが夢だったのに、気付いたら息を引き取っていた;
しかも、明け方は寒かっただろうな。気が回らなくて、ストーブも付けてなかったよ。
午前4時35分。
母親と父親にシロさんが死んだことを告げる。兄貴にもメールで知らせる。
顔を拭いてあげ、目を閉じさせる。
用意していたケースに、動かない体を入れて寝かせた。
可愛い寝顔です。
長い間、側にいてくれてありがとうね。
どうか、その眠りが安らかでありますように。
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